ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長から、ナポリの人たちに夢を見させるコメントが届いた。同会長は「(エディンソン・)カバーニや(ワルテル・)マッツァーリが去った場合でも、我々は素晴らしいチームをつくると約束する」と話している。

「私は誰ともマッツァーリを交代させない。マッツァーリから代わるとしても、それは彼自身のみによるものだ。マッツァーリが会長を別の人に代えることはできる。だが、私が別の監督とマッツァーリを代えることはない。彼を選んだのは私だ。長年うまくやってきた。問題はない。彼が疲れたり、立ち止まりたかったり、別の経験をしたいというなら、それは彼が決めることだ」

「カバーニは残る。7000万ユーロ(約85億8000万円)の違約金を支払えるのは、おそらく2クラブしかないしね。彼らの監督たちが変わるのか、同じままなのかを見てみる必要がある。最終的には常に彼らが決めることなのだしね。カバーニは常に素晴らしい熱意、友情、プロ意識を見せてきた。常にナポリのユニフォームへの絆を見せてきたんだ。25歳の若者がバルセロナやレアル・マドリーのようなクラブに魅力を感じるのは当然のことだがね」

「カバーニの問題? 選手たちのプライベートに首を突っ込むことはできない。カバーニはサッカー選手だが、人間でもあるんだ。だから、彼のプライベートについて私は口を挟まないよ」

また、デ・ラウレンティス会長はナポリのもう一人のストライカー、FWゴラン・パンデフについても言及した。FIFA年間最優秀監督賞の投票に関するニュースが連日メディアを騒がせているが、同会長は次のように述べている。

「私は状況を知らない。今日、メディアで知ったんだ。バカげたことだと思ったね。私は、パンデフは真面目な人間だと思う。彼がウソを言ったとは思わない。もしもそうだとしたら、私が知らない一連の何かによって、そう言うことになったのかもしれないね」