ラツィオは18日のセリエA第25節で、最下位シエナに敵地で0−3と完敗した。ラツィオは勝ち点44のまま、ミランに並ばれた。ウラジミール・ペトコビッチ監督は試合後、次のように話している。

「我々は集中していないで先制点を許してしまった。こういう状況について、今週話をしていたのにね。そして2点目が決まり、試合は終わってしまった。言い訳はない。我々は本当に残念に思っているし、全員に謝罪する。今夜、ラツィオは存在していなかった」

「ここで声を上げても仕方がない。いくつかのことを理解するためには、少しの言葉で十分だ。でも、次は強い気迫が見たい。そして、リスタートしてほしい。我々は多くのことを間違った。私自身も、3-4-3の布陣で臨んだことは間違いだった。だが、こうやって失点してしまったんだ」

「(2得点のイノセント・)エメガラ? もちろん、彼のことは知っていたさ。彼の動きや、ダッシュ力の危険性など、チームにはそのすべてを説明してあった。我々はすべて知っていたんだ。だが、何もしなかった。だけど、シエナに賛辞を送らなければならない」