1月のメルカートが終わったばかりだが、ナポリはすでに夏のメルカートに向けて大きな動きを見せている。

アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は1月、1200万ユーロ(約15億円)をオファーしてサンプドリアFWマウロ・イカルディを獲得しようとしたが実現せず。同選手がインテルと合意したというニュースは、ナポリにとって心地よくないものだ。一方で、ラツィオとの契約延長を拒否したDFモビド・ディアキテの獲得というポジティブな知らせもある。もちろん、同選手の加入は来季になってからだ。

ナポリのメルカートはFWエディンソン・カバーニの運命次第というところが大きい。同選手が残留するなら、攻撃に問題はない。もしもチームの得点王が移籍するなら、ナポリには問題となるだろう。

イカルディを逃した一方で、クラブは別のポジションを強化している。ディアキテがフリートランスファーで加入し、カリアリのMFラジャ・ナインゴランやDFダヴィデ・アストーリの獲得交渉も再開するだろう。両選手はすでに1月にもナポリ移籍へと近づいていた。ナインゴランに関しては、合意は詳細を残すだけと見られている。

パリ・サンジェルマンMFマルコ・ヴェッラッティの獲得は難しい様子(契約は4年残っており、本人も先日、パリで満足と認めている)。その一方で、具体的となっているのが、インテルナシオナウFWレアンドロ・ダミアンへの道だ。1月にも調査しており、選手の承認は得ている。ナポリはシーズン終了までに取引をまとめるつもりだ。