ナポリは2日のセリエA第23節でカターニアにホームで2−0と勝利した。首位ユヴェントスとは暫定で同勝ち点だ。ワルテル・マッツァーリ監督は試合後、このようにコメントしている。

「順位表を見ることはできない。姿勢を変えることもできない。順位は今日のような激しい試合を乗り越えて手にするものだ。決して気をそらしてはいけない。我々関係者はそう考える。パルマでの試合でもそうだった。すべてのチームが強いんだ。我々は細かいことまで注意しなければいけない」

「確かに我々は苦しまなかった。だが、2、3回、大事なボールを失ったよ。去年はセットプレーからカターニアに2点を決められた。我々は相手にチャンスを与えてしまうときがある。3点目を決めなければならなかった。このピッチではやれることが少なくないんだ」

「汚れ役をやることをどう選手たちに納得させているか? チームとして勝ちたければ、今の時代はそれをする必要があるんだ。かつてのような、攻撃をしないスモールチームなどもはや存在しない」

「(ジャンルカ・)グラーヴァには賛辞を送りたいね。彼は素晴らしい男だ。真のカンピオーネだよ。彼は1年前からプレーしていなかった。(アレハンドロ・)ゴメスは厄介な相手だ。彼は決して集中を失わなかった」

「(マレク・)ハムシクと(エディンソン・)カバーニに依存している? 我々のプレーは特にカバーニにフィニッシュさせるものだ。だが、(ゴラン・)パンデフも大事だよ。ほかの選手たちはスペースをつくってくれる。1年目と比べ、(ギョクハン・)インレルや(ブレリム・)ジェマイリ、(クリスティアン・)マッジョといった選手たちはゴールを決めている。キエーヴォ対ユヴェントスの試合? 私は2日間、サッカーのことを考えない休みが欲しいんだ」