ナポリは27日のセリエA第22節で、パルマに敵地で2−1と勝利した。ワルテル・マッツァーリ監督は満足感を表している。同監督はまず、「(ロベルト・)ドナドーニ監督のチームがホームで負けていなかった理由が分かった」とパルマをたたえた上で、ナポリの今季についてこう話した。

「昨年より勝ち点15多い。選手たちはとても満足させてくれているよ。非常に成長している。我々は素晴らしいリーグ戦を送っているよ。とても難しい試合だった。うまく自分たちのものにしたね。チームが成熟した? その面でも成長しただろうね。ただ、セリエの後半戦はすべての試合が難しいし、ミスできないんだ。決して屈してはいけない」

「ただ、繰り返しておく。常にこのまま続けていかなければいけない。今の我々にはアドバンテージもあるんだ。週に1試合だから、心身ともに最大限のエネルギーを持つことができている」

一方、前日のユヴェントス対ジェノア戦での騒動について、マッツァーリ監督は火に油を注ぐことはしなかった。

「自分に関係ないことは話さない。北京でのスーペルコッパ以降、明確にしてきた。あのときは抗議したが、私はそれから建設的な話をして、シーズン終了までこういうことについては話さないと明言するために、わざわざ会見まで開いたんだ。ウチにとってうまくいったときでも、私はもうそういうことにコメントしていないはずだよ。シーズンが終わってから自分の意見を言えるだろう」

一方、GKモルガン・デ・サンクティスは、ユヴェントスの姿勢が気に入らなかったようだ。

「ユーヴェがプレッシャーに腹を立てることはないと思っている。経験豊富なクラブだ。ただ、ジェノア戦後のことを見ると、逆のことを考えさせられる。ユーヴェ側のおしゃべりはすべて、しっかりと細部まで分析すべきだと思うよ。体制側がうまくやることを願っている。恥という言葉を聞いたが、試合後に起きたことを考えれば危険な言葉だ」