ナポリは16日のセリエA第17節で、ボローニャに2−3と逆転負けを喫した。ワルテル・マッツァーリ監督はチャンスを逃したことを批判している。

「我々は前半に何度もゴールチャンスをつくった。彼らは最初のボールでゴールを決めたんだ。我々には リードを奪うと、それで終わりだと思ってしまう欠点がある。そこを改善しなければいけない。何度も勝負を終わらせるチャンスはあった。だが、守備で気を抜いてしまい、勝ち点を落としたんだ。我々は成長しなければいけない」

ユヴェントスが抜け出しつつあるようだが…。

「今日、リーグが始まるんだ。我々はほかのチームたちと互角だよ。今のユーヴェは3−0で勝っている。こうやってすべての試合に勝つなら、ほかのチームが入ってくるのは難しいよ。彼らがこのまま続けるなら、勝ち点90さ」

マッツァーリ監督は再び試合について、「今日は難しくなってしまった。我々はミスが多かったんだ。ボローニャが2−2としたとき、信じていなかった。この試合は過去にして、次のシエナ戦を考えよう」とコメントしている。

17日には規律委員会がナポリへの減点処分、DFパオロ・カンナヴァーロとDFジャンルカ・グラーヴァに6カ月の停止処分を科す可能性がある。

「悲観しているか? そう言っているのはメディアだ。裁決の前に何かを知っているのかね? そうじゃないことを願っているよ。我々は自信を感じている。とにかく、私は判断するのに適切な人間じゃない。(マッテオ・)ジャネッロを信じる者がいれば、カンナヴァーロとグラーヴァを信じる者がいる」