2日のセリエA第15節でペスカーラにホームで5−1と大勝したナポリ。2得点のFWエディンソン・カバーニが、今季のリーグでの得点を2ケタに乗せている。同選手は首位ユヴェントスを追撃するナポリをけん引しているのだ。

「僕らは後半の姿勢を続けなければいけない。前半の終わりは本当にひどくて、監督も怒ったからね。後半が、僕らが進むべき道だと思う。後半は見事だった。彼らは10人だったし、それで僕らはより勝利に値したね。記録? 僕は全力を尽くすだけだ。でも正直、何度も言ってきたけど、僕はここで、この街で、ここの人たちとクラブに、自分の名前で印を残したい。ほかの人のことは気にしていないよ。グループのことだけを見ている」

スクデット獲得への夢は続いている。

「僕らは自分たちの道を進む。リーグが終わったときに、自分たちがどこまでいけるのかを見てみよう。僕らは近づいてくる目標を目指す」

ワルテル・マッツァーリ監督は5得点での大勝に満足しながらも、前半の20分間に苦しんだことが気に入らない様子だ。

「すごく怒ったね。あまりにリラックスしすぎたんだ。緊張感をなくしたことで、ミラン戦やトリノ戦で勝ち点4を失うことになったんだよ」

だが、この日の試合では挽回されることはなかった。マッツァーリ監督は「後半はやるべきことをやった。それを常にやらなければいけない」と後半の出来を喜び、次節インテル戦に向けては次のように話している。

「おそらく、我々には数年前から試してきたメカニズムがある。自信という点でも、少し良くなっているね。常にトップであり、集中し、このメカニズムを生かせるようにと願っている」