26日のセリエA第14節でカリアリと敵地で対戦するナポリ。ワルテル・マッツァーリ監督の代理として前日会見に応じたキャプテンのDFパオロ・カンナヴァーロは、「足りないのはたばこだけだね」と冗談を飛ばした。

マッツァーリ監督は「笑う意欲」がないと話したが、カンナヴァーロは指揮官こそがナポリの魂だと話している。

「僕らの目には、いつもと同じマッツァーリ監督に映っているよ。むしろ、これまでよりもっと気迫と意欲を感じる。以前よりもさらなるアドレナリンを伝えてくれているんだ。僕らはピッチの上で、僕らが監督を信じていること、彼の考えをそらでやれることを示している。監督は契約最終年だけど、それは問題じゃない。僕だってそうだったけど、それからさらに4年間残っている」

つまり、今のことを考える方がよいということだ。カンナヴァーロは次のように続けた。

「僕らは1試合を残してヨーロッパリーグ決勝トーナメント進出を決めるという重要な目標を達成した。リーグ戦でも力強く戦っている。とんでもなく進んでいるチームがいるとしたら、それは僕らの責任じゃないだろう」

「スクデットは不可能じゃないし、むしろ目標になり得る。でもだからといって、すべての試合に簡単に勝てると考えることはできないんだ。良いスタートだし、先までいけるかもしれない。僕らも満足している。でも、それでよしとはしていないよ。僕らはどんどんビッグになっている。だけど、まだ成長できるんだ」

カリアリ戦を控えたカンナヴァーロの言葉には、健全にも現実的な面が含まれている。

「カリアリはとてもアツい雰囲気だろう。激しいライバル関係にあるし、何よりも彼らは監督を交代させてから非常にうまくやっている。(エディンソン・)カバーニがいないことを感じさせないようにと願っているよ。彼らの中で最も危険なのは、(アンドレア・)コッスと(マルコ・)サウだね」