22日のヨーロッパリーグ・グループリーグ第5節で、ナポリはAIKソルナに2−1と勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。ナポリを32強へと導いたのは、FWエディンソン・カバーニだ。

MFブレリム・ジェマイリのゴールで先制しながら追いつかれ、後半にDFサルヴァトーレ・アロニカが退場したナポリだが、94分にカバーニが自ら獲得したPKを決めて勝利を手にした。試合後、そのカバーニは次のようにコメントしている。

「大事なのは勝つことだった。どう勝つかじゃない。僕らはまずまずの試合をした。満足して家に帰るよ。ただ、改善すべきことは多い。ピッチが助けにならなかったね。外れていた選手たちもいたし、彼らにとってこれほど難しい試合を戦うのは難しかったはずだ」

「次はカリアリとの試合までに回復することが大切だね。僕は、カリアリ戦は僕らの歩みを示す試合になると思っている。このスタジアムでの歴史における最後のゴールを決めたことは、とても素晴らしかった」

一方、ワルテル・マッツァーリ監督はこのように話している。

「選手たちのことを思うと満足だ。彼らは難しいピッチで重要な試合をした。気迫ある、賢いプレーだったよ。特に後半が気に入った。出だしはちょっと迷いがあったね。今はミスをするとすべてその代償を払っている。今日もそうだった。注意しなければいけない」

また、アウェーでのアンジ・マハチカラ戦で0−2と敗れたウディネーゼは、敗退が決定した。フランチェスコ・グイドリン監督は次のようにコメントしている。

「この試合で突破できなかったわけじゃない。今日はプライドを見せ、粘った。ヤング・ボーイズとの2試合でもそうだったが、あまりにミスをしてしまい、それが致命的となったんだ。これからはリーグ戦に集中しよう。だが、今日と同じメンタリティーで戦えば、守備でもうまくやれるはずだよ」