ナポリは8日のヨーロッパリーグ・グループリーグ第4節で、ドニエプルにホームで4−2と勝利した。ワルテル・マッツァーリ監督は試合後、喜びを表している。ナポリは最下位から2位に浮上し、決勝トーナメント進出の可能性を残した。

決定的だったのは、4得点を挙げたFWエディンソン・カバーニだ。ただし、マッツァーリ監督は次のように話している。

「今日もすべてが我々にとってうまくいかないかと思われた。でも、素晴らしいパフォーマンスで逆境を跳ね返したんだ。我々がカバーニ頼みというのは事実じゃない。彼は4ゴールを決めた。でも、チームメートたちが彼に素晴らしいアシストをしたからだ。常にチームの功績なんだよ。全員の仕事を終わらせるのが彼なんだ。ラウンド突破に向けて最高の勝利だね。ただ、どうなるかは何も分からない。我々は試合ごとに考えていく。常に気持ちを込めて戦いながらね」

MFギョクハン・インレルも指揮官と同じ考えを示した。

「大変な試合だった。僕らは決して諦めなかったよ。ナポリは素晴らしいハートを見せた。最後まで信じたんだ。すごく良いスタートだったけど、勝負を決めることができず、彼らが1−1と追い付いた。僕らはすごく苦しんで、1−2とされてからは難しかったよ。ドニエプルはとてもうまく守ったからね」

だが、そこでエル・マタドール(カバーニ)のゴールが戻ってきたのだ。

「エディンソンはとても素晴らしかったね。チームのために本当に多くのことをやっている。守備でも助けてくれるんだ。でも、僕らがいなければ、彼もこのパフォーマンスができない。僕らも重要なんだ。僕らは、ナポリがまだ生きていることを示したんだよ」