4日のセリエA第11節で、トリノとホームで1−1と引き分けたナポリ。DFサルヴァトーレ・アロニカのひどいミスから終盤に失点し、落胆のドローに終わったワルテル・マッツァーリ監督は次のように悔しさを表している。

「試合は終わっていたんだ。我々が軽率だった。トップを争うためには、もっと成長しなければいけない。今はこういう時期なんだ」

「トリノに賛辞を送るよ。素晴らしい試合をしたね。我々はエネルギーを消費するサッカーを実践している。ほかのトップクラスのチームたちよりも、消費が大きいんだ。私の退席処分? フラッグの近くで(マレク・)ハムシクに対するファウルがあったと知らせたんだ。彼らはまた私を追いやろうと考えていたんだね」

「我々はすぐにリードを奪った。いくつかのカウンターでは、もっとうまくスペースを生かせたはずだ。勝負を決めなければならなかった。スペースがあったのに、それを生かせなかったんだよ。簡単なボールをミスしすぎた。ハムシクが2−0とする決定的チャンスも逃してしまった。そして、大きな代償となってしまったんだ。アロニカのミスはGKのそれと同じだよ。残念ながら、起こり得ることだ」