4日のセリエA第11節でトリノと対戦するナポリ。ワルテル・マッツァーリ監督は次のように述べている。

「トリノはかなりポゼッションをしてくる。かなり走らなければいけないだろう。いつハイプレスを仕掛け、いつ後ろに下がってカウンターを仕掛けるのか、戦術的にうまく試合を読まなければいけない。忍耐が必要となる。大事なのは、結果を取り戻すことだ」

先発メンバーについて、マッツァーリ監督はいくつか疑問を抱いているようだが、キエーヴォ戦とアタランタ戦で不在だったFWエディンソン・カバーニは取り戻せると確信している。

「エディについては自信がある。昨日も良い練習をしたし、回復しているはずだ。(ゴラン・)パンデフについては、コンディションを見てみよう。選手と話すよ。彼のような選手は必要だから、回復を目指したい」

最初の10試合を終えて、マッツァーリ監督の評価は非常に良い。むしろ、「批判を受けたことへの悔しさがある」と語る。

「去年より勝ち点は7ポイント多いんだ。ミランやローマのようなチームが苦しんでいることが、3年前から我々が見せているコンスタントさを出すのがいかに簡単じゃないかを示している。我々はできるだけ高い位置にいたい。すべての試合で自分たちのゲームができると考えてはいけない。もちろん、そうしたいが、自分たちの道を進まなければならない」

「キエーヴォ戦の前半とアタランタ戦の後半は、私のナポリを見ることができた。私が失敗だったと思うパフォーマンスは、カターニア戦だけだ。フィオレンティーナ戦とサンプドリア戦は、我々がシニカルだったかもしれないね」

「若手の成長と結果を一致させることができた。(ロレンツォ・)インシーニェは時間とともに大きく飛躍できるだろう。(エドゥアルド・)バルガスのことは日々評価している。ほかの選手たちと同じことだ」

だが、彼がトリノ戦で再びベンチに座るのは偶然ではない。そして、彼を狙っているのは、そのトリノだ。