31日のセリエA第10節で、アタランタに敵地で0−1と敗れたナポリ。ワルテル・マツァーリ監督は落胆というより、諦めているかのようだった。

「彼らは素晴らしいゴールを決めた。我々は枠内に7本のシュートを放ったが、彼らは1本だけだったんだ。(エディンソン・)カバーニ? これが今日の選手たちだ。何とか結果を挽回しようとしたが、ボールがゴールに入らないことになっていたんだよ。これもサッカーだ。我々にもそういうときが来るのを願おう。ほかに言うことはない」

「フォワードが必要? 私は自分の下にいる選手たちを指揮することに慣れている。去年より勝ち点は7ポイント多い。つまり、我々は素晴らしいことをしているという意味だ」

ドクターからOKが出たにもかかわらず、欠場したカバーニについて、マッツァーリ監督はこう話した。

「ぎりぎりまで試したが、単にケガなんだよ。彼にはどちらか選べと任せた。彼は、プレーできると感じないと言ったんだ。次の試合に出られることを願おうじゃないか」

最後に、マッツァーリ監督は契約延長に関して、このように述べている。

「私は一貫している。シーズンが終わってから決めると言ったはずだ」

一方、ラツィオは同日の試合でトリノとホームで1−1と引き分けている。ウラジミール・ペトコビッチ監督は、このようにコメントしている。

「開始数分でセットプレーから失点し、気をそがれてしまった。試合に戻るのが大変だったよ。後半は見事だったが、たくさんのチャンスをつくったのに、それを決められなかったのが残念だ。このドローで止まってはいけない。重要な目標を目指し続けなければいけない。我々は良い道にいるのだからね。多くの勝ち点を捨ててしまったが、仕事を続けなければならないよ」