ユヴェントスのアシスタントコーチであるアンジェロ・アレッシオ氏の処分が、10月15日までとなった。イタリアオリンピック委員会の国立スポーツ仲裁裁判所が12日、同コーチに対する処分を軽減することを決定している。

アレッシオ氏は、シエナ対ノヴァーラ戦とアルビーノレッフェ対シエナ戦において八百長告発義務を怠ったとして、8カ月の停止処分を科されていた。その後、連盟裁判所は処分を8カ月から6カ月に軽減。そしてこの日、国立スポーツ仲裁裁判所がさらに処分を軽減した形だ。

この件については、アントニオ・コンテ監督に対しても10カ月の処分が科されていたが、国立スポーツ仲裁裁判所は先日、4カ月に軽減することを決定していた。

今回の決定により、アレッシオ・コーチは代表ウィーク後のナポリ戦から、マッシモ・カッレーラ氏に代わってベンチに戻ることができる。

なお、国立スポーツ仲裁裁判所はボローニャDFダニエレ・ポルタノーヴァに対する処分も、6カ月から4カ月へ軽減している。同選手は「前進しよう。でも、あまりにも不当だ」と述べており、より大幅な軽減を望んでいたようだ。