気象予報士の松浦悠真が、「【過去最大級】スーパーエルニーニョ発達へ 夏と秋の天候どうなる?|エルニーニョ監視速報」と題した動画を公開した。動画では、気象庁が発表したエルニーニョ監視速報を基に、秋にかけて続く見通しの「スーパーエルニーニョ」が日本の天候に与える影響について解説している。

気象庁の発表によると、2026年春から続くエルニーニョ現象は、秋にかけて100%の確率で継続する見込みだ。松浦氏は、エルニーニョ監視指数の予測から「過去最大級のエルニーニョとなる可能性が示唆されている」と指摘。また、正のインド洋ダイポールモード現象も同時に発生している状態だという。

夏から秋にかけての天候予想について、日本付近は高気圧が東側に位置する「西谷傾向」になりやすいと説明。さらに、日本の南東側の太平洋上で熱帯の対流活動が活発になることで、台風の発生位置にも変化が生じる。フィリピン近海での台風発生が減る一方で、日本から離れた海域で発生しやすくなり、「発達した台風がやってきやすい」と警戒を呼びかけた。

気温については、夏場は本州付近を中心に平年より高くなる正偏差が顕著に現れると予測。9月は平年並みに落ち着くものの、10月以降は再び正偏差が大きくなるため、記録的な暖冬に向かう可能性も示された。本州付近は気圧の谷となりやすく、雨量が増える時期があることにも言及した。

松浦氏は、これほど規模の大きいエルニーニョにより、「世界的に異常気象が多発する可能性がある」と総括。日本でも高温や大雨などの影響が出る恐れがあるため、今後の気象情報に引き続き注意を払う必要がある。

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