人間は欲望に負けると不幸になる…これは昔から現代まで不変の事実です。お金に執着したばかりに思いもよらぬ悲劇を迎えるという話は後を絶ちません。本記事では、落語家・立川流真打ちの立川談慶氏による著書『落語を知ったら、悩みが消えた』(三笠書房)から一部抜粋し、有名な落語の一席とともに「うまい儲け話の怖さ」について考えてみましょう。損得勘定で動く人ほど最後に損をする借金だらけで自殺しようとしている男が、痩