台湾・孫文像倒壊事件は、独立派の恐怖の表れ=中国報道
台湾・台南市の公園にある孫文の銅像が22日に台湾独立派の政治団体によって倒された問題について、中国メディア・中国新聞社は25日「両岸が『1つの中国』に向けた動きを強めていることに対する、独立派の恐怖感を示すものだ」とする見方が出たことを報じた。
記事は、事件発生の背景に国民党陣営と民進党陣営の対立があったと紹介。昨年9月に民進党が執政権を握る台南市政府が孫文像の移転計画を立てたところ、国民党陣営が現場に張り込み抗議を続け、移転計画を延期にすることでようやく撤収するという騒動があったことを伝えた。
また、台湾で「国父」とされる孫文をめぐる両陣営の対立も「今回が初めてではない」とし、李登輝元総統が「二国論」を提起して以降、特に陳水扁政権下において「脱中国化」が強まり、孫文すら「外国人」扱いされるようになったとした。そして2008年に国民党が政権を奪還するまで、孫文を記念するイベントが停止されたと紹介した。
記事は、今回の事件について民進党陣営が擁護的な言論を繰り返すとともに、「これは馬英九政権に対する強い不満を示すものだ」と責任追及の矛先を国民党陣営に向ける姿勢を示しているとした。また、台湾島内からは「反孫文を用いて『反1つの中国』を示したかったのだ。これは、両岸の連動が強まっていることに対して独立派が恐怖を覚え慌てていることを示すものだ」との分析も出たことを伝えた。
そのうえで、台湾政治大学の教授が「現在、国民党と共産党の『1つの中国』に対する認識が近づくなか、一部の民進党関係者さえもその枠組みに共感する傾向がある。独立派はこれに反発すべく今回の件を起こしたが、今のところ台湾内部で共感を引き起こすどころか、民進党内部からの積極的な反応も見られていない」と解説したことを紹介した。(編集担当:今関忠馬)
記事は、事件発生の背景に国民党陣営と民進党陣営の対立があったと紹介。昨年9月に民進党が執政権を握る台南市政府が孫文像の移転計画を立てたところ、国民党陣営が現場に張り込み抗議を続け、移転計画を延期にすることでようやく撤収するという騒動があったことを伝えた。
記事は、今回の事件について民進党陣営が擁護的な言論を繰り返すとともに、「これは馬英九政権に対する強い不満を示すものだ」と責任追及の矛先を国民党陣営に向ける姿勢を示しているとした。また、台湾島内からは「反孫文を用いて『反1つの中国』を示したかったのだ。これは、両岸の連動が強まっていることに対して独立派が恐怖を覚え慌てていることを示すものだ」との分析も出たことを伝えた。
そのうえで、台湾政治大学の教授が「現在、国民党と共産党の『1つの中国』に対する認識が近づくなか、一部の民進党関係者さえもその枠組みに共感する傾向がある。独立派はこれに反発すべく今回の件を起こしたが、今のところ台湾内部で共感を引き起こすどころか、民進党内部からの積極的な反応も見られていない」と解説したことを紹介した。(編集担当:今関忠馬)
