今月に入り、バレーボール全日本女子のキャプテン・木村沙織が、トルコリーグのワクフバンクからガラタサライへと移籍することが発表された。そんな折、6日深夜放送、フジテレビ「すぽると!」では、木村に行ったインタビューの模様を伝えた。

ワクフバンクでの戦いを振り返って、「すごくいい経験ができたなって思うのと、長かったなって思いましたね」と切り出した木村は、「リーグだけになると、週に1試合とか2試合しかないので、急に暇な時間がすごい多くなって、最後のほうは“けっこう暇だなぁ”って」と苦笑い。

また、「一番思ったのは、(他の選手たちが)失敗しても自分のミスだと思ってないっていうことに気づいて。すごい人たちの集まりなので、そういう割り切りっていうか、“あんたが邪魔したから、私がミスしたんだよ”みたいな。けっこうそんな感じだったので。最初、それには戸惑ったんですけど、これが海外の凄いところというか、自分のミスじゃないってアピールすることで、次のプレーがうまくいく。色んな考え方があるなと思って」と、世界トップレベルの舞台で感じたことを語った。

全日本女子のキャプテンに就任したことについては、「次の大会で辞めますって言ってたので、(眞鍋政義監督に)“引退します”って言って、その返事が“キャプテンやれ”って。小学校からバレーやってて、キャプテンはやったことないですし、眞鍋さんが金メダルって口にすると、私たちも信じて頑張れば獲れるって自然と思えるので、キャプテンというのは悩みましたけど、金メダルを目指すためにもう一回頑張ってみようかなと思いました」と語った木村。

新天地での戦いには、「もっともっと試合に出れるように頑張らなきゃいけない。最終的にはリオのオリンピックで金メダルを獲るために、自分が海外でどんなプレーをしたら通用するのかとか、身につけてこれたら」と意気込んだ。

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