人はなぜ太り続けるのか、或いはなぜ掃除が出来ない人間になるのか

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今回はYamadaさんのブログ『ホームページを作る人のネタ帳』からご寄稿いただきました。
■人はなぜ太り続けるのか、或いはなぜ掃除が出来ない人間になるのか
部屋が汚い人っていうのは、いつから汚くなるのかを考え始めてしまい止まらなくなってしまったので、記事にして考えを放棄することを選択しました。

同時に、この理論で行くと、人がなぜ太ってしまうのかについても同様のことが言えるのではないかと思います。つまり、いつ人はデブになるのかという話です。

●汚部屋が完成する最大の原因は何か?
部屋がとてつもなく汚い人のほとんどは、いつか掃除しようとか、まとめてキレイにしようとか、そんな甘っちょろいことは考えていません。勿論、最初は考えていたかもしれませんが、その感情はどこかのタイミングで失い、永遠に蘇ってこなくなるのです。

そもそも汚部屋が、汚いとすら思っていないので、この先も部屋が綺麗になることはありません。

ただし、一部、部屋がどうしても掃除することが出来ない病気もあるらしく、その方々についてはしっかりカウンセリングを受けていただければと思います。

さて、では一体どのタイミングでその汚い部屋が、「汚れていない」と感じるのでしょうか。

●いつから人間は汚れに慣れるのか
私は、朝起きてから仕事前に、かならずデスクの整理整頓を行います。
ところが、つい先日の体調不良が絡んだ時に、恐らく7日程デスクの掃除を怠ったことがあります。

この時、コンビニで購入したコーラのペットボトルの空き瓶が発生しました。
普段飲み干してしまえばその時捨てますが、少し余ったままだったため、そのペットボトルは翌日に持ち越しされることになります。

さて、朝のデスク掃除の時間さえあれば、この時必ず廃棄するであろうペットボトルの野郎が、掃除の時間を省いたばっかりに、まだそこにいます。しかし、まるでインターネット広告のように、私の視界から完全に姿を消しています。普通にそのまま仕事をしていました。

さらに翌日、まだ奴はいます。と言うよりも、その日に購入したコーラまでいます。

さて、更にもう1日経過したとき、奴らは2本に増えていました。

掃除の時間というのはわずか15分でいいのですが、1日でもそれを怠ってしまうと、その時間が惜しくなるという錯覚すら覚えます。つまり、この部屋が汚れ始めたのは、このペットボトルの処分を1日怠ったことが始まりと言えます。

●ゴミが視界から消え、知らないうちに勢力を拡大する
たった1日怠ったゴミの処分ですが、翌日、なぜかそれをゴミと認識しなくなってしまいました。掃除の時間を取っていないからです。その結果、そこにあるにもかかわらず、視界から完全に消え去ります。

また、そこにもう一つ同じようなものが増えると、即座に視界から消え、前から存在するゴミと同様に仲間を増やす習性があると気が付きました。

この事から、たった一つのゴミこそが人間を欺き、その他のゴミを呼び集めて、収集の付かないところまで勢力を拡大する最大の原因と言えます。

●ゴミ以外の汚れ
さて、これまでの話はあくまでもゴミの話ですが、部屋が汚れている人というのは、ゴミだけが汚れの原因ではありません。ホコリやチリなども、縦横無尽に溢れかえっています。

なぜでしょうか?

もう一つあります。
例えば置型デスクトップPCの上に、何か細かい物をおいて数日間そのままにしている人もいます。
それはiPhoneのバッテリーかも知れませんし、CD-ROMかもしれません。これはデスクにも言えることで、ガムが数日置きっぱなしであったり、普段使わないようなハサミや、定規、鉛筆が転がっているかもしれません。