いよいよW杯最終予選が迫ってきた。今週末3日にオマーン戦が行われる。近年の日本代表は、予選突破がもはや当たり前という位置づけになっている。とても難しいことなのだけれど、ファンの心理としてはそうなるだろう。

とはいえ、常に予選、とりわけ初戦は苦戦してきた。ホームの大観衆が生み出す、勝って当たり前という逆のプレッシャーが、動きを固くさせ、引いた相手のゴールをこじ開けるのに非常に苦労する。

大黒将志の起死回生のゴール、久保竜彦のロスタイム弾……。埼玉スタジアムで何度も見てきた光景だね。メインスタンドから向かって左側のゴールには、何かがある。願わくば、そういう展開は避けたいところだ。

今回も、オマーンは優れたGKを中心に徹底して引いてくるだろう。勝ち点1でOK、あわよくばアウェイで勝ち点3を狙うという戦い方だ。順調順調と言われてきたザッケローニ監督にとって、真価が問われる試合になるね。
 
キーマンをあげるとすれば、本田になる。真ん中にかまえる彼の出来不出来が、チームの命運を左右することは明白だ。一方で、本調子とは程遠い遠藤と今野のコンディションも気がかりだ。ぶっつけ本番のような状態になるのが心配だ。こうした試合では、宮市ら新人の起用はかなり可能性が低いんじゃないかな。
 
0─0で時間が経過し、徐々に重苦しい雰囲気になるのは危険だ。そのために、いかに早い時間帯に先制点を奪うか。引いた相手に対しては、ミドルレンジのシュートも有効だろう。香川のペナルティエリア内でのプレーもさることながら、本田の左足には注目しているよ。