BREAKERZ
 デビュー2周年を迎えた昨年7月、長年の夢だった日本武道館ライブを成功させたBREAKERZ。昨年12月に4枚目のアルバム「FIGHTERZ」を発売し、Zepp Tokyoを皮切りに“原点回帰”となる全国17公演のライブハウスツアーをスタートした彼らが、ツアー最終公演を2日後に控えた2月10日に、本ツアー3回目となるZepp Tokyoにて追加公演を行った。

 ステージ上に剣と盾を手にしたドクロの幕が怪しげに照らし出される中、幕開けを告げる「THEME OF FIGHTERZ」が場内に響き渡ると、三銃士さながらに剣を手にしたSHINPEI、AKIHIDE、DAIGOが歓声に迎えられ登場。暗闇に無数の炎が立ち上る中、アルバム同様にオープニングナンバー「NEXT LEVEL」からライブがスタート。DAIGOの「東京ブッ飛べ!」を合図に、官能的な「NO SEX NO LIFE」で早くも会場は興奮状態へと突入していった。

 冒頭のMCで、DAIGOが「初日と2日目、そしてFIGHTERZツアーを回って、遂に東京に帰って来ました。ただいまー!」と叫ぶと、観客は「お帰り―!」と大声で迎える。「今日は東京のみんなと俺達と、どっちがイイ感じのFIGHTERZかを競い合うぐらいのライブにしたいと思います。楽しんで行こうぜ!」と勢い良く「Everlasting Luv」へと突入していき、「DEAR LIAR」「Kamisori」と刺激的なナンバーを続けると、「もっともっとTENSION高く行けますか?」と更に観客を煽って「SUPER-HI-TENSION!!」へと一気に上り詰めた。

 本編も中盤へと差し掛かると、「さすがTOKYOだよ。マジでサウナの中で歌ってるみたい。みんな知ってると思うけど、俺達のライブはマジ長いから。キツそうな人がいたら助け合って、みんなで最高のライブにしましょう!」と煽りつつ、次に控えるしっとりとしたナンバーに向けて「俺達、全国をいっぱい回ってきたけど、どんな時でも東京にいるみんなのことを忘れたこと無かった…。」とのDAIGOの殺し文句に、会場中から悲鳴が上がる。スポットライトに照らし出される中「Orion」「Snow Rose」を歌い上げると、DAIGOはステージから一旦姿を消した。

 各パートのソロから、続く「SECRET GIRL」では、黒のハットを目深に被り、ステッキを手にしたDAIGOが登場。「BAMBINO〜バンビーノ〜」ではセクシーな女性ダンサー陣との絡みを見せ、観客も一体になって踊る。「みんなで飛びまくろうぜ!」と突入した「初恋トランポリン」では、客席上空を巨大なバルーンが舞い踊り、「Let's JUMP!!」の掛け声を合図に会場中が一斉に飛び跳ねる。

 FIGHTERZツアー恒例となった、各自が「好きな○○」を発表するメンバー紹介。東京追加公演では“原点回帰”ということで「好きなバンド」のお題に対して、サポートドラム・MAKOTOは「SIAM SHADE(1/3の純情な感情)」、サポートベース・MATSUは「LUNA SEA(ROSIER)」、ギター・SHINPEIは「B'z(LOVE PHANTOM)」、ギター・AKIHIDEは「X(X)」、ヴォーカル・DAIGOは「BOφWY(MARIONETTE)」とそれぞれ答え、全5曲をワンコーラスの演奏付きの大サービスで披露してみせた。

 本編も後半へと突入し、「恋のバトルぶちかまそうぜ!」と女性ダンサーと共にパンチを繰り広げる「LOVE FIGHTER〜恋のバトル〜」、「FAKE LOVE」「REAL LOVE」と様々な愛の形を体現。終盤へ向けてヒートアップしていく中、「BUZZER BEATER」のイントロでは、観客の一人の異変にいち早く気付いたDAIGOが「そこ助けて上げて下さい!大丈夫?みんな曲の途中でも、辛い人は恥ずかしがらずに俺達に言えよ!ケガ人一人も出さずに最高のライブにしようぜ!」と優しく声を掛ける一幕も。最後の「灼熱」では、会場中が一体となってタオルを思い切り振り回し、熱気覚めやらぬまま本編を終えた。