“住みたい街”は「吉祥寺」「自由が丘」が3年連続ワンツー!

写真拡大

4月から始まる新生活に向けて、引越しに追われている人も少なくないはず。「Walker plus」調べによる「住みたい街ランキング」では、自由が丘が3年連続で2位、そして吉祥寺が実に5年連続となる1位を達成、2つの街で3年連続のワンツーを果たした。

他の写真も見る: 桜満開!春の井の頭恩賜公園も魅力の1つ

吉祥寺は新宿まで15分というアクセスのよさや、その独特な雰囲気が愛されている秘訣。駅前にはマルイやパルコなどのオシャレな大型ファッションビル、一方でにぎわう商店街が下町の雰囲気をかもしだす。吉祥寺のシンボル「井の頭恩賜公園」では、四季折々の自然を楽しむ人でにぎわう反面、大通りの1つ裏手の道に入れば静寂が手に入る。「混沌としたところが吉祥寺の魅力。オシャレなカフェに行ったあと、ハモニカ横丁で昭和を感じられるのもこの街ならでは」(24歳・男性)と話す通り、吉祥寺は相反するものが混在する魅惑のタウンなのだ。

自由が丘は、セレブの街として女性に絶大なる人気を誇る。「休日の散歩や買い物が楽しめそう」(25歳・女性)との意見も多く聞かれる、公園や緑道などの自然があふれる街だ。街中には天ぷら油を燃料として再利用した無料の循環バスが走り、ナチュラル素材を使ったインテリアショップやオーガニックレストランが点在する、エコタウンへと進化しつつある。

3位は代官山が10位以下のランク圏外からランクイン。昨年、複合施設「代官山LOVERIA」がオープンするなど、オシャレタウンへの人気はまだまだ健在だ。坂の多い複雑な地形にカフェやショップ、アートギャラリーが乱立する代官山は、渋谷や恵比寿、中目黒へ徒歩圏内でありながら、どこか落ち着いた雰囲気も魅力。「オシャレで大人の街。住みやすそう」(24歳・女性)と、静かでオシャレな住宅地として人気を集めた。

4位は都会的でありながら、商店街などなつかしい雰囲気を持つ街、恵比寿。5位の白金台は、高級住宅街として有名だ。おもしろいのは圏外からランクインした7位の麻布十番と、9位の六本木。近代的なビルと商店街が混じり合うこのエリアは、世界でも屈指のグルメタウンとしても名を馳せる。人気の原因は「ミシュランガイド東京2009」か。

全体的にオシャレで、エコや下町っぽさなどの+αの要素を持つ街が人気。また、駅周辺やメインストリートはにぎわい、裏通りは静かな住宅地であるという条件も多く見られた今回のランキング。これから家探しをする人は、ぜひ参考にしてみては。【東京ウォーカー/白石知沙】

【関連記事】
吉祥寺が“食べ歩きの街”化!テイクアウトの名店続々誕生 (東京ウォーカー)