エレベーターが突然31階から地下2階まで急降下

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中国・雲南省昆明市のマンションでエレベーター事故が相次ぎ、住民からは交換を求める声が上がっている。雲南広播電視台が伝えた。

報道によると、マンションに住む女性・郎(ラン)さんの息子(17)が27日午後10時ごろに帰宅した際、エレベーターが突然異常な動きを見せ、31階から地下2階まで急降下した。郎さん家族がエレベーターの急降下事故に遭遇するのはこれで3回目だという。

息子は1階からエレベーターに乗り、目的の31階に到着したが、ドアは開かず、表示板全体が青く光った後に消えた。直後に降下が始まり、体が浮くような感覚を覚えたため、ゴンドラ内の隅に寄り掛かった。操作パネルのボタンを押したが反応はなかった。エレベーターは幸い大きな衝撃もなく地下2階に到達。その後、自動的に1階に戻ってドアが開いたため、息子は慌てて外に飛び出したという。

郎さんは「息子が電話を掛けてきて『お母さん、エレベーターが落ちた』と言った。その瞬間、頭の中が真っ白になった。息子は恐怖で汗びっしょりで、顔も真っ青になっていた」と回想。「このエレベーターは3年前から問題があった。2024年には私がエレベーターに乗っている時、28階から10階まで急降下した。25年には下の息子が乗っていて、20階台から10階台まで急降下した」と説明した。

そして、「もう修理だけでは納得できない。家族が3年間で繰り返しこのような事故に遭っている。エレベーターを交換してほしい」と求めた。

マンションの管理会社の担当者は謝罪の意を示した上で、「機械の問題に関わるもので、故障が絶対に起きないとは保証できない。3基のエレベーターが24時間稼働し、数百世帯が利用しているため、負荷も大きくなっている。エレベーターのメーカーに大規模点検の安全報告書を提出してもらい、修理すべきものは修理する」と説明した。

また、エレベーター交換の要求については「使用年数が15年以上であること、所有者の3分の2以上の同意を得ることの2つの条件を満たす必要がある」とし、問題のエレベーターの使用年数が11年であることから難しいとの見方を示した。一方で、「所有者全員が交換に同意するのであれば手続きを進める」としている。

マンションのほかの住人もエレベーターの異常に遭遇しているといい、ある住人は「去年のある朝、ちょうどラッシュの時間帯で、当時エレベーターの中には4、5人ほどいた。私たちより少し年上の方がいて、お孫さんを迎えに行くところだった。その時、エレベーターが20階台から10階台まで急降下した。速度も非常に速く、私たちはみんなとても恐怖を感じた」と語った。

郎さんとこの住人が異常に遭遇したのはいずれも異なるエレベーターで、3基ともに問題があることになる。また、別の棟の住人からも「高層階へ上昇する際に時々上下に揺れることがある」「ランプがずっと点滅している」といった異常を訴える声があり、「修理を依頼したことは?」と尋ねると「言っても無駄だから」との答えが返ってきたという。

27日の事故は直近の保守点検から7日しかたっていなかった。郎さんは「普通はメンテナンス直後は正常であるべき。納得できない」と話しており、管理会社の担当者は「点検を担当した会社からの報告を待っている」としている。(翻訳・編集/北田)