特別国会が事実上の閉会 維新肝いり「副首都法」成立…与党大幅譲歩
特別国会は、「副首都構想」関連法が成立したことを受け、事実上閉会しました。
事実上の最終日は、日本維新の会肝いりの副首都法をめぐって、野党側が反発を強め、採決が夜までもつれ込む異例の展開となりました。
立憲民主党 岸真紀子議員「日本維新の会が党利党略で、3度目の大阪都構想を副首都構想と看板を掛け替えて実現したいところに、連立を組んでいる自由民主党が悪乗りしたと言わざるを得ません」
副首都法をめぐって、野党側は「特別区設置の住民投票と、通常の選挙の同日実施を禁じる」内容を法案の付帯決議に盛り込むべきと主張し、抵抗を続けました。
最終的には、与党側が要求を全面的に受け入れ、「副首都構想」関連法は、午後9時半過ぎに参議院本会議で与党などの賛成多数で可決・成立しました。
――維新にとって悲願の法案にもかかわらず野党側の要求を受け入れた
そうです。ただ、維新の吉村代表からは成立直後、これを覆すかのような発言が飛び出しました。
日本維新の会 吉村代表「やはり1回の投票で有権者を含め投票することができるコストを抑えることができることを考えれば、私は同日選を目指していくべきだと思います」
今国会では、副首都法に加えて、改正皇室典範や、国旗損壊罪創設法など、与党肝いりの法律が次々と成立しました。一方で、ある野党幹部は、この国会を「維新に振り回される高市総理に、振り回された」と振り返っています。
高市総理にとっては、今後も維新との距離感、そして国会運営など、多くの課題が浮き彫りになりました。