2ゴールのベリンガム。イングランドがノルウェーを下し、4強入りを果たした。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 現地7月11日、北中米ワールドカップの準々決勝で、ノルウェー代表とイングランド代表がマイアミ・スタジアムで対戦した。

 立ち上がりはイングランドがボールを保持。2分にはノニ・マドゥエケが右サイドから仕掛けてクロスを送るが味方には合わない。対するノルウェーはアーリング・ハーランドへの縦パスを狙うものの、イングランド守備陣が冷静に対応し、互いに決定機を作れない時間が続いた。

 19分には左サイドからのクロスにジュード・ベリンガムがヘディングで合わせるもミートできず、これが両チーム最初のシュート。28分にはベリンガムが獲得したFKをハリー・ケインが直接狙ったが、ボールは枠の上へ外れた。

 均衡を破ったのはノルウェーだった。36分、カウンターから左サイドを突破したアンドレアス・シェルデルップが、意表を突くクロス性のシュートを放つ。ボールは逆サイドのポスト内側を叩いてゴールへ吸い込まれ、鮮やかな一撃で先制点を奪った。

 しかし、イングランドも前半アディショナルタイムに反撃。45+2分、左サイドからの横パスを受けたベリンガムが巧みなドリブルで相手をかわし、左足で流し込んで同点ゴール。試合は1−1で前半を終えた。
 
 後半も白熱した攻防が続く。56分にはノルウェーが右CKからの混戦でトルビョルン・ヘッゲムが押し込み、勝ち越しかと思われた。しかしVARチェックの結果、ゴール前でハーランドにファウルがあったとして得点は取り消しに。ノルウェーにとっては痛恨の判定となった。

 その後も互いに決定機を迎えながら追加点を奪えず、勝負は延長戦へ突入する。

 試合を決めたのは、この日絶好調のベリンガムだった。延長前半93分、モーガン・ロジャーズのミドルシュートをGKが弾くと、こぼれ球に素早く反応。右足で押し込み、この日2点目となる逆転ゴールを奪った。ベリンガムは今大会6得点目を記録し、チームメイトのケインに並ぶ得点ランキング4位タイに浮上した。

 さらに99分には、イングランドのジェド・スペンスがペナルティエリア内で倒され、PKが宣告される。しかし、VARの結果、ファウルはなかったとして判定が覆り、PKは取り消された。

 それでもイングランドは最後までリードを守り切り、2−1でタイムアップ。ブラジルを破る快進撃を見せたノルウェーを退け、2大会ぶりのベスト4進出を決めた。

 勝利したイングランドは準決勝で、アルゼンチン代表対スイス代表の勝者と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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