立民地方組織、中道・公明との合流に温度差…宮崎県連「力を合わせる」・東京都連は独自路線を強調
立憲民主党の地方組織に、中道改革連合と公明党との合流を巡る温度差が生じている。
前向きな地方組織は一部にとどまり、否定的な傾向が目立つ。執行部は今国会の閉会後に地方の意見を集約し、合流の可否を見極めたい考えだ。
立民宮崎県連は5日、宮崎市で県連大会を開き、「『3党勢力の結集』は現状打開のための現実的かつ段階的な取り組み」とする今年の活動方針を採択した。県連代表の山内佳菜子参院議員は「政権交代可能な政治勢力を作るため力を合わせる時期だ」と訴えた。
ただ、出席した水岡代表はその後、結集の形を記者団から問われ、「具体的に申し上げる段階ではない」と述べるにとどめた。
地方議会の構図や公明との関係など地域事情は複雑で、全国的には合流機運は低い。活動方針では、東京都連は3党連携に触れずに独自路線を強調し、大分県連は「(2年後の参院選の)比例選の候補者調整抜きに合流できない」とけん制する文言を盛り込んだ。
3党は秋の臨時国会に「新しい体制」で臨むため、議論を進める方針だ。立民は全国を11ブロックに分け、執行部が9月頃まで地方議員の意見を聴取する予定で、「トップダウンにならないよう慎重に進めたい」(幹部)としている。

