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 ◇サッカーW杯北中米大会

 1次リーグA組3位で敗退して韓国代表監督を辞任した洪明甫(ホン・ミョンボ)氏が帰国から2日経って、再び米国・ロサンゼルスに飛び立ったことがわかった。韓国の複数メディアが報じた。

 洪明甫氏は24年7月、韓国代表の指揮官に復帰。しかし、1次リーグA組で勝ち点3の3位に終わり、決勝トーナメントに出場できる3位の成績上位8チームにも入れなかった。同じくチームを率いた14年ブラジル大会に続いて1次リーグ敗退を喫し、「国民が期待していた結果を出せなかった。責任はすべて私にある」と述べて辞任を表明した。

 6月30日に帰国すると、一部のファンはサッカー協会のエンブレムが描かれた遺影を掲げたり、「韓国サッカーは死んだ」「ホン・ミョンボ、20億を返して出て行け」などの横断幕を掲げた。電光掲示板に、洪明甫監督が搭乗したとされる便が到着したという案内が表示されると、「ホン・ミョンボ、出てこい」など、罵声を交えた怒号が飛び交う場面もあった。

 3日の「朝鮮日報」によると、帰国から2日後に再び米国へ出国したと報じた。

 仁川国際空港から米国ロサンゼルス(LA)へ出国する前に取材に応じた洪明甫氏は「私から話すべきことはあるが、いずれは自然と話がまとまるだろう」と述べ、現時点では詳細な立場を明らかにしない意向を示した。

 ベスト32進出失敗の原因の一つとして挙げられている代表チーム内部の不和説については、「選手たち全体として内紛はなかった」と改めて強調した。

 政界で推進されている公聴会への出席の可否については、「分からない。帰国日がどうなるか分からない」と答えを避けた。

 「スポーツソウル」も「ホン・ミョンボは逃げた?」と見出しつけた。ホン監督が帰国からわずか2日で米国へ向かった背景をめぐり、主要なサッカーコミュニティでは、政界からの批判を回避しようとしているのではないかという不満の声が上がっているという。

 ただし、この日、サッカー協会およびホン監督側の複数の関係者はスポーツソウルに対し、「(ホン監督が)自宅のあるLAへ向かうのは計画されていたことだった。すでに妻と子供たちは全員LAに住んでおり、ワールドカップ後に家族と過ごすために向かっただけだ」と米ロサンゼルスへの出国は予定通りだと明かしている。