国会では、与野党の対立で野党が全ての審議を欠席する中、衆議院の森議長が、各党の代表者を集めて会談しました。森議長は、国会の正常化とともに皇室典範改正案の成立を最優先することなどを与野党に要請しました。

衆議院の森議長と与野党7党の代表者による会談は、1日11時から行われました。野党側の説明によりますと、森議長は、先月30日、国会に提出された皇室典範改正案について、「先送りできない喫緊の課題」だとして、「静ひつな環境で成立を最優先してほしい」と述べたということです。

また、野党側が求める高市総理大臣が出席しての予算委員会の集中審議と党首討論については、与党側に対して、政府とさらなる努力を重ねるよう求めたということです。

さらに、野党が欠席する中、与党だけで審議が進む衆院議員の定数削減法案と副首都法案については、「与野党は互助の精神を持って協議をしてほしい」と述べたということです。

中道 階幹事長「議長が何ら方向性を示すことなく、丸投げされた状況ですので、まずは与党の方から、どういう対応をするのかということを示していただく必要があると思っています」

野党側は、定数削減法案と副首都法案について、「ただちに審議を中断すべき」と強調しました。

一方、自民党は、会談に出席した鈴木幹事長が、小林政調会長ら幹部や木原官房長官らと今後の対応を協議しました。自民党幹部の一人は、「日本維新の会は、とにかく定数削減法案と副首都法案を早く進めたがっている」として、維新との与党内の調整が必要との考えを示しています。