「携帯ホッピング」実行グループを追跡取材 車の中で札束、違法行為の強要も 組織的悪用の実態【スポットライト】
携帯電話の回線を次々に乗り換えポイントを得る「ホッピング」と呼ばれる手法が、組織的に悪用されていることがFNNの取材でわかった。違法行為が含まれる場合もあり、国も規制を検討している。
SNSにあふれる「MNP案件」と書かれた、怪しい副業の募集。
記者:
現金即日とありますね。こちらでは一撃30万円という文字もあります。
多くの携帯回線を契約し、次々に乗り換えその度にポイント還元を受け取る「ホッピング」と呼ばれる手法だ。取材班は、組織的に行っているというグループを大阪で追跡した。
記者:
男性3人組が手続きをしています。
携帯ショップを転々として、次々に乗り換えを行う実行役たち。還元されたポイントで転売するためのゲーム機を買い、その後、実行役は、車の中で札束から報酬の現金を受け取った。
記者:
紙幣のようなものを渡しました。
メンバーの1人は、グループが全国から実行役を集め、組織的に行っている実態を明かした。
メンバー:
全国から来るんで。(人を集める)ブローカーが10人ぐらいいる。
かつて実行役をしていた男性は、自らの戸籍謄本を使った違法行為を、強要されたと証言した。
元実行役:
本人の確認を取らずに名前を記載する。死んでいる方でも構わないと言われました。
この「ホッピング」は、行為自体は法的に規制されていないが、「契約でのウソ」など違法行為が含まれる場合もある。
通信大手も「ホッピング」が横行している実態を問題視していて、総務省も「必要な制度改正を実施する」として規制の検討に乗り出している。
