栗山巧(C)日刊ゲンダイ

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 異例となる8月開催に狙いあり、か。

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 西武は29日、8月30日の楽天戦で栗山巧(42)の引退試合を行うと発表。当日は全選手、コーチが栗山の背番号「1」を模したユニホームを着用する。

 栗山は兵庫・育英高から2001年ドラフト4位で入団。当時、チームのエースだった松坂から、「球際に弱い選手が多い」と外野守備に苦言を呈されながらも成長。08年に最多安打(167)のタイトルを獲得し、同年の日本一にも貢献した。

 21年には2000安打を達成。FA権取得後は移籍する選手が多い球団にあって、西武一筋25年を貫いた。

 気になるのが引退試合の時期だ。通常、消化試合が増える9月に行われることが多いものの、西武はもっか首位。2位ソフトバンクとは1ゲームしか離れておらず、最後の最後まで優勝争いがもつれる可能性がある。そんな時期に、仮に1試合とはいえ、今季打率.111の栗山を一軍で起用する余裕はないはずだ。

 かといって、あまりに早く引退試合を済ませるのも、“厄介払い”と思われかねない。

 ある球団OBは「そう考えると8月30日は絶妙な日程ですよ」と、こう続ける。

「夏休み最後の時期で集客が見込めることがひとつ。ナインへの刺激にもなるでしょう。栗山は打撃職人だが、気難しい職人肌タイプではなく、後輩たちから慕われている。そんな大先輩が引退となれば、9月のV争いに向けたナインへのカンフル剤としても期待できます」

 功労者の引退がナインの背中を押すか。

  ◇  ◇  ◇

 ところで西武の“厄介払い”といえば、なんといっても昨オフに行ったエース今井達也の放出だろう。もともと“売り時”だったことに加え、その性格がチームにとって悪影響だと認定されていたという。いったいどういうことか。●関連記事 【もっと読む】西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」 では、それらについて詳しく報じている。