脳科学者・茂木健一郎氏が、自身の動画シリーズ「#脳教室」内で「自然と人工物の間を往還すること」と題して、現代人にとって自然に身を置く重要性について語った。茂木氏は「やっぱりね、時には自然の中に身を置いた方がいいですね」と強調し、人工知能やインターネットに夢中になりがちな現代社会に警鐘を鳴らした。

動画では、「本当はね、大自然ってのがあるわけですよ。それを思い出すことによってバランスが回復する」と語り、デジタル化が進む現代において心のバランスを取り戻すきっかけとして自然の存在が大切だと主張。「夏とかね、本当にできるだけ大自然の中に少しでも行くといい」とのアドバイスも飛び出した。

さらに茂木氏は、「自然というのは別にね、都会の中にもありますから。例えば公園とかでもいいんですよ」と提案。わざわざ遠出をせずとも身近な自然に触れることで、「人間が作ったものじゃないものに囲まれることが、今の時代に対するとてもいい解毒剤になる」と語った。

「知らないうちに我々のね、脳の使い方って偏ってる」と指摘し、人間が作ったもの以外に触れることで脳のバランスが整うと力説。「そのことによってね、また人工物の中に戻った時に自分の脳がよく働くようにできる」と述べ、自然と人工物の間を行き来する“サイクル”の重要性を示した。

動画の締めくくりで茂木氏は「自然に触れる、そして人工物に戻る。このサイクルが大事だと思います」と視聴者に呼びかけ、心身の健康を保つためにも積極的に自然と向き合うことの必要性を訴えた。

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