中尾清一郎氏、スケジュール管理の独自哲学を語る「全部突発事項です」

「佐賀新聞、中尾清一郎さんに聞く、スケジュール管理の必殺技」と題した動画で、脳科学者の茂木健一郎氏と佐賀新聞社長の中尾清一郎氏が対談しました。中尾氏は、自身のスケジュール管理について独自の見解を披露しました。「移動時間や相手の出方を予測できるのは自分だけ」と語り、スケジュールの判断を自分で行っていることを明かしました。「飛行機の便や座席位置まで細かに調整するのは、説明するより自分でやった方が効率的」と述べ、出張手配も自ら行う理由を語ります。

また、中尾氏は日々のタスク管理について、「アナログに紙でToDoリストを作成し、優先順位をつける」と紹介。「経営は優先順位をつけること」とし、その優先順位が誤ればビジネスがうまくいかないと指摘します。「後回しにすることで生じるデメリットを考えることが重要」との哲学を示しました。

さらに中尾氏は、「予想される事態は起きません」と断言し、すべての事象を突発事項と捉えていると語ります。「困るのは突発事項だが、それがほとんどの嫌なこと」であるとし、経営における思考法を披露しました。

動画の最後には、「中尾さんの経営者としての哲学を皆さん参考にしてくださいね」と茂木氏が締め、中尾氏のスケジュール管理法のユニークさを視聴者に伝えています。