銀座と築地の間という“超”が付くほど抜群のロケーションに、9月30日、「三井ガーデンホテル銀座築地」がオープンします。築地本願寺や築地場外市場、歌舞伎座へは歩いて3〜5分ほど、銀座の中心部もラクラク徒歩圏内という好立地。しかも三井ガーデンホテルズでは初めて、全室に洗濯乾燥機・電子レンジ・冷凍冷蔵庫の3点家電を完備。中長期滞在のゲストが“東京旅”の拠点とするのにピッタリの新ホテルを、ひと足先に見学してきました。

三井ガーデンホテルズでは初、全室に洗濯乾燥機・電子レンジ・冷凍冷蔵庫を完備した 「三井ガーデンホテル銀座築地」

○銀座に築地、街歩きを楽しむ絶好のロケーション

日比谷線・都営浅草線「東銀座」駅から約3分、日比谷線「築地」駅からは約4分、晴海通り沿いに誕生する同ホテルは、華やかで賑やかな銀座エリアと日本文化の歴史と極上グルメの集積地・築地に位置する好立地。インバウンドゲストをメインターゲットに据えて、ベッドの下にも収納スペースを確保するなど、連泊や中長期滞在を意識した設えとなっています。

緑あふれるナチュラルな色調のロビー

その最たる特長が、冒頭でもお伝えした“全室に3点家電完備”。一泊旅行ではあまり気にすることはないけれど、連泊旅で微妙にストレスになってくるのが、溜まっていく洗濯物。でも宿泊先で洗濯できるとなれば、そもそも持っていく荷物の量も減らせるので、これは相当ありがたい! 冷凍冷蔵庫と電子レンジも、築地場外市場やコンビニなど“テイクアウトの日本グルメ”も思っいきり楽しみたい! という海外ゲストから、重宝がられるのではないでしょうか。

デラックストリプルの洗濯乾燥機・電子レンジ・冷凍冷蔵庫。ディスポーザー付で食べ残しも洗い流せる洗面一体シンクも便利だ

ちなみにIHクッキングヒーターやシンク付きのキッチン完備の客室もあり、“場外市場で買った新鮮な食材を、客室で料理して頂く”なんていう、ありそうでなかった新たな楽しみ方もできてしまうのです。

○やさしくナチュラルな客室、洞窟をイメージした大浴場

デラックストリプルは常設ベッド3台+ソファベッド1台

客室は“LIFE COCOON(ライフコクーン)”というコンセプトのもと、白を基調にしたデザインで、まるで柔らかい繭に包まれているような印象。木製家具や備品、やさしい色調のテキスタイルを採用した、シンプルでナチュラルなくつろぎ空間です。

広々した収納スペースには衣類をしまえる引き出しも

備品はプラスチックを極力排除した自然素材、バイオマス素材のアメニティ、バスアメニティにはサステナブル認証をとった製品を採用するなど、随所に“エシカル”へのこだわりも感じられます。

デラックスコーナーツイン。バルコニー付きの窓からは築地や銀座の街並みが楽しめる

丸みを帯びた曲線のやわらかなデザイン。“暮らす”ように快適に滞在できそう

客室の窓からの眺望は、東京スカイツリー、築地本願寺、銀座の街並み、などなど。客室は8タイプで、全183室のうち15室を除いた客室にはバスがなくシャワーブースのみですが、地下1階に宿泊者専用の大浴場があるのでノープロブレムでしょう。

その大浴場は、洞窟をイメージした重厚感のある壁や浴槽のデザインと水面を表現した光の演出で、単なる浴場というよりもスパのようなヒーリング空間。インバウンドゲストの利用を想定して、洗い場はシャワーブース中心の使い勝手のよい規格となっています。

洞窟をイメージした大浴場はスパのようなヒーリング空間

インバウンドを意識して、洗い場はシャワーブースが中心

このように、かなりインバウンドゲストを意識した設えでありながら、国内のゲストにもありがたい設備の数々。特にそれが感じられたのが、2階のリフレッシュスペースです。

宿泊者専用の「リフレッシュスペース」。ソファスペースはアートと書籍が並んだリラックス空間

“TREE HOUSE(ツリーハウス)”をイメージし、緑豊かなロビーを見渡せる宿泊者専用のこの空間は、ハイカウンターとソファという趣きの異なる2つのエリアで構成。ソファスペースは、サステナブルを表現したアート作品と、植物図鑑や築地市場に関する書籍が並んだリラックス空間。いっぽうカウンター席のほうは、明るく開放的なワークスペースといったところ。無料のネスプレッソ・コーヒーマシンが設置されているので、客室以外で想いのままに過ごせる、格好の居場所になりそう。

無料のネスプレッソ・コーヒーマシン

○東京初出店! 薪火料理「GINZA ONO Gratia-Smoke Dining-」

最上階の14階には、福岡・京都を中心にミシュランガイドへの掲載実績をもつオーベルジュを展開するONO GROUPの東京初出店となるレストラン「GINZA ONO Gratia-Smoke Dining-」がオープンします。

14階の薪火料理レストラン「GINZA ONO Gratia-Smoke Dining-」

バーコーナー

高温の炎で食材のおいしさを最大限に引き出す薪火料理とあって、ライブ感のあるオープンキッチンからはスモーキーで香ばしい匂いが漂い、食欲を刺激。このレストランではジャンルレスな薪火料理が楽しめます。ちなみに朝食はハーフビュッフェに加えて数種のメインメニューから選べる形式で、連泊するゲストが飽きぬようにバリエーション豊かな朝食を提供するそう。

朝食はハーフビュッフェに加えて数種のメインメニューから選べる

1階ロビーのカフェ「ONO Market-Deli&cafe GINZA-」

なお同グループが手がける1階ロビーのカフェ「ONO Market-Deli&cafe GINZA-」では、ドリンク、焼きたてパン、フルーツを使用したタルトなどを販売します。自然光が差し込む明るいロビーには、2本のシンボルツリーと多彩な植物、そして三井不動産グループが北海道に保有する森林の間伐材を活用したテーブルやベンチが配され、いわば“都会のオアシス空間”といった趣き。同時に、自動チェックイン機やセルフクローク、客室内TVでのチェックアウト、デリバリーロボットなどのテクノロジーを両立させているので、スマートで快適な滞在が期待できるはず。

1階ロビーの自動チェックイン機

連泊を中心に、レジャーやビジネス、そしてリトリートと、多彩な目的で利用ができる「三井ガーデンホテル銀座築地」は、9月30日に開業です。

■information

三井ガーデンホテル銀座築地

住所:東京都中央区築地4丁目7-1

客室:183室

施設:大浴場、カフェ、リフレッシュスペース、フィットネスジム、レストラン・バー