リバプールがミランに快勝 敵地で白星発進 欧州CL

【AFP＝時事】サッカー欧州チャンピオンズリーグ（UEFA Champions League 2024-25）は17日、リーグフェーズが開幕し、リバプール（Liverpool FC、イングランド）は3-1でACミラン（AC Milan、イタリア）を下し、白星発進した。

　開始3分のクリスティアン・プリシッチ（Christian Pulisic）のゴールで先制を許したリバプールだが、そこから見事に巻き返してイブラヒマ・コナテ（Ibrahima Konate）、ビルヒル・ファン・ダイク（Virgil van Dijk）、ドミニク・ショボスライ（Dominik Szoboszlai）が得点をマーク。最終的には快勝で勝ち点3を獲得した。

　ミランとリバプールは合計でチャンピオンズリーグを13回制している名門同士で、どちらもチャンピオンズリーグ決勝で相手を下した経験を持つが、この日はリバプールが格の違いを見せ、前半にモハメド・サラー（Mohamed Salah）のシュートが2回枠に阻まれていなければもっと点差がついていた可能性もあった。

　リバプールがホームでショッキングな敗戦を喫した14日のノッティンガム・フォレスト（Nottingham Forest）戦から完璧に立て直した一方、ミランはパウロ・フォンセカ（Paulo Fonseca）新監督の下で引き続き苦しんでいる。

　フォンセカ監督はミランサポーターの信頼を得られておらず、この日は欧州一のクラブを決める新チャンピオンズリーグの初戦という最も注目が集まるはずの試合だったが、観客数は6万人に届かなかった。

　週末には昨季のリーグ王者インテル（Inter Milan）とのミラノダービーが待っているが、後半にGKマイク・メニャン（Mike Maignan）が膝を痛めて負傷退場しており、守護神を欠く戦いになる可能性が高い。

【翻訳編集】AFPBB News