イエメンの親イラン武装組織「フーシ派」が極超音速ミサイルでイスラエルを攻撃したことに関して、後ろ盾のイラン大統領は「フーシ派」への武器の供与を否定しました。

【映像】イラン大統領が武器供与を否定

 ペゼシュキアン大統領は16日の会見で、フーシ派がイスラエルを攻撃したことに触れ、「イランからイエメンに到着するまでに1週間はかかるのに、誰にも探知されずに武器を輸送することは出来ない」と語りました。そのうえで、「フーシ派に極超音速ミサイルを送っていない」と強調しました。

 また、イスラム組織ハマスの前最高指導者ハニヤ氏が殺害されたことで、イランがイスラエルに報復を宣言したことについては、「我々は自制を保った」と述べました。

 さらに、イランへの経済制裁を続けるアメリカに対しては、敵対的ではないことを証明すれば、直接交渉する可能性があると示唆しています。(ANNニュース)