深夜の駐車場を開放したオーナーの誤算。ゴミをポイ捨てしていた“まさかの人物”とは…「人を信じられなくなってしまった」
◆率先してゴミを捨てていたのはまさかの…
騒音騒ぎやポイ捨てをしていた一般人に混じり、施設スタッフの姿が映っていたのだ。普段はおとなしく、物腰もやわらかくて利用客にも人気のある20代の男性スタッフ。しかも防犯カメラの映像から、施設スタッフが率先してゴミなどを捨てていたことが判明したのだ。
「該当スタッフを呼び出すと迷惑行為は認めましたが、目的については口を割らず、不明。警察へは相談しないかわりに迷惑行為をいますぐやめ、3か月以内に別の職場を探して自主退職することで決着しています。営業終了後の駐車場も、そっと閉鎖されることになりました」
「ちょっとしたことでも不安や不信感の火種になるようで、『〇〇(スタッフの名前)さんの行動、最近おかしくないか?』『こんなことがあったんけど、こいつは信用できるのだろうか?』と言って、私に監視のようなことをさせるようになってしまい悩んでいます」
働きやすかった職場の雰囲気もイマイチとなり、「以前のような職場に戻ってほしい」と実里さんは嘆く。駐車場の閉鎖だけにとどまらず、オーナーの人柄さえも変えてしまった迷惑行為。こういった残念が少しでも減るよう、マナーやモラルを大切に過ごしたいものだ。<TEXT/夏川夏実>
【夏川夏実】
ワクワクを求めて全国徘徊中。幽霊と宇宙人の存在に怯えながらも、都市伝説には興味津々。さまざまな分野を取材したいと考え、常にネタを探し続けるフリーライター。Twitter:@natukawanatumi5