RIIZE、約1ヶ月にわたる日本ホールツアーを完走!ファンと過ごした時間に「この仕事をしていて本当に良かった」

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全国9都市を巡り、全15公演が行われたRIIZEの日本ツアー「2024 RIIZE FAN-CON 'RIIZING DAY' JAPAN HALL TOUR」が、8月25日(日)〜27日(火)の愛知公演にて、ファイナルを迎えた。

9月5日に日本1stシングル「Lucky」にて待望の日本デビューを果たす彼らは、ツアーがスタートした7月末より約1ヶ月間、日本に滞在。ツアーはもちろんのこと、「SUMMER SONIC 2024」などの夏フェスやイベントへの参加し、「CDTVライブ!ライブ!」「ミュージックステーション」「Venue101」といった音楽番組にも出演。精力的な日本活動を展開してきた。ある意味、その集大成とも言えるツアー最終公演は、短い期間ではあったが多くのBRIIZE(ファンの愛称)たちと出会い、日本の文化に触れた彼らの日々の充実ぶりも伺える内容となっていた。

オープニングナンバーは、たった1曲でRIIZEの破格のダンススキルを世間に認知させた「Siren」。ホール会場だけにパフォーマンスを近い距離で体感することができ、その迫力に圧倒される。ショウタロウ、ウンソク、ソンチャン、ウォンビン、ソヒ、アントンが高速でステップを踏む足元まで肉眼で見える。これぞ“HALL TOUR”の醍醐味だ。

「こんばんは、RIIZEです」と、全員で声を揃えて挨拶をしたあとは、メンバーそれぞれに思考を凝らした自己紹介をしていった。ソンチャンは「NHK MUSIC EXPO 2024」にて共演したNumber_iからレクチャーされた掴みのフレーズを披露。ショウタロウもBRIIZEの協力も得ながら「メロタロウ」とキュートさ全開。さらに、「どえりゃあ、かわいいね」などとメンバーたちは名古屋弁も使い、全国各地を巡ってきた中で身に着けたであろうトークスキルでBRIIZEの心をがっちり掴んでいた。

ソンチャンが「日本の皆さんが好きな日本語の曲を続けて披露します」と言うと、ウォンビンが「僕が大好きな曲です」と明かした日本1stシングル「Lucky」収録の「Same Key」を歌唱。メンバーはステージの前方に並んで立つと、運命の相手への想いを綴ったラブソングを目の前のBRIIZEに届けた。時折、緩やかな曲のテンポに合わせて手を振りながら、6人での美しいハーモニーも響かせた。同じく「Lucky」収録の「Be My Next」では、歌い出しのセリフをショウタロウは「でらかわいいって」と名古屋弁でアレンジ。昂る恋心を表現した明るく楽しいナンバーを、BRIIZEとともに歌った。

ここからはしばらくトーク&ゲームコーナーでBRIIZEと交流していった。会場のBRIIZEから募った質問に答えるコーナーでは、メンバー同士の仲の良さが伺えるやり取りも。「メンバーの中では誰推しですか?」という問いに、ウォンビンは「ウンソク」と回答。イケメンだけれど、天然なところがあり、ギャップがいいと理由を説明すると、なぜか最初は微妙な表情を浮かべていたウンソクも「うれしいです」とにっこり。だが、そのやり取りを見ていたソヒは、「ウォンビンお兄さんの推しは僕じゃないの?」と反論。すると、ウォンビンは「実は全推し」と、メンバーだけでなくBRIIZEも魅了する微笑みでその場を収めていた。他にも、ウンソクが遅刻したときの言い訳の方法を明かしたり、ソンチャンが某ファーストフード店の一押しメニューを発表するなど、BRIIZEの思考を凝らした質問により、メンバーたちのさまざまな一面を知ることができた。

ご当地トークのコーナーでは、メンバー全員でBRIIZEに教えてもらった名古屋名物を食べに行ったときのことを語ったり、ショウタロウとソヒがコンビニに買い物に行った際に見つけたアイスクリームの写真を公開したりと、メンバーたちがいつも一緒にいる様子がわかるエピソードが続出した。さらに、罰ゲームがかかったゲームコーナーでも、年上メンバーたちの「兄チーム」、年下メンバーたちの「弟チーム」に分かれて対戦しているにもかかわらず、メンバー全員でわちゃわちゃしている場面のほうが多く、勝負をしている感じがあまりない(笑)。日本ツアーを通して競い合っていた勝敗の結果も「弟チーム」が勝利したものの、8対7と僅差。何をやってもメンバーの仲の良さが溢れていて、BRIIZEたちをほっこりとさせていた。