写真は「24 TWENTY FOUR リブ・アナザー・デイ」より
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 日本で社会現象にもなった海外ドラマ「24 TWENTY FOUR」の映画化が進行中であると、Varietyが報じた。

 「24 TWENTY FOUR」は、米連邦機関CTU(テロ対策ユニット)の捜査官ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)が数々のテロ事件と戦う姿を、1話1時間・全24話のリアルタイム形式で描いたサスペンスアクション。2010年のシーズン8で幕を閉じた後、全12話構成の続編「24 TWENTY FOUR リブ・アナザー・デイ」(2014)やスピンオフ「24:レガシー」(2017)が制作され、2020年には、唐沢寿明が主演を務めた日本版リメイク「24 JAPAN」が放送されるなど、シリーズは今なお愛され続けている。

 同サイトによると、20世紀スタジオによる映画化は初期段階で、テレビシリーズの製作総指揮を務めたブライアン・グレイザーが携わっているという。テレビシリーズの続編なのかは判明しておらず、キーファーがジャック・バウアーとして復帰するかも不明だ。

 「24 TWENTY FOUR」は、過去に「24 TWENTY FOUR リデンプション」(2008)としてテレビ映画化されたことはあったが、劇場用映画は実現せずに終わっていた。主演を務めたキーファーは映画化を諦めておらず、2020年にはシリーズの未来について「『24』はフォーマットよりもストーリーの質の方が重要だ。2時間で描ける素晴らしい物語が生まれれば映画を作るし、24時間にわたる物語が思いついたなら、それはドラマにするはずさ」と米Forbes誌に語っていた。(編集部・倉本拓弥)