今夏にシュツットガルトから遠藤(左)を獲得したリバプールのクロップ監督(右)。(C)Getty Images

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 南野拓実、遠藤航に続いて、3人目の日本人選手の獲得はあるのか。

 リバプールの専門メディア『LIVERPOOL.COM』は9月23日、「リバプールはトレント・アレクサンダー=アーノルドの理想的なバックアッパーとなり、エンドウの足跡を追う可能性のある選手に興味を持っていると伝えられている」と報じた。

「日本代表は最近の国際試合でドイツを粉砕し、見事なパフォーマンスで4−1と勝利した。若くて才能のあるチームであり、間違いなく成長を遂げている国であるため、将来、才能のある日本のタレントがミナミノとエンドウの足跡を追うのは想像できないことではない」

 同メディアは「そのうちの1人はAZの右サイドバック、ユキナリ・スガワラ(菅原由勢)だろう。彼はドイツ戦で勝利で主役となり、試みたタックルをすべて成功させ、6回のデュエルのうち3回で勝利し、97%という最も正確なパサーとなった。最も重要なのは、彼が11分に日本の試合の先制ゴールをもたらす決定的なアシストをしたことだ」と続けている。

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 記事は「長い間、リバプールは左SBアンディ・ロバートソンにとってのコスタス・ツィミカスのような、(右SBの)アレクサンダー=アーノルドのバックアッパーを必要としていた」と主張。こう締め括っている。

「スガワラは間違いなくそのプロフィールに当てはまる。23歳とまだ若く、世界のフットボール界で有名なアレクサンダー=アーノルドと同じ特徴を多く備えている。中央に流れることに抵抗がなく、クリエイティブな力を持つスガワラはリバプールにとって賢い選択肢となる可能性がある」

 ステップアップが取り沙汰されている右SBは、オランダから世界最高峰のイングランドへ羽ばたくのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部