ライオンの肉球やカバのお腹など“動物のさわり心地”を体験!触覚と視覚の連動XR「新宿感触動物園 HapticZoo」の動画を公開

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時空によって隔てられた感覚をつなぐことで物理的制約を超えた感動を生み出す“超物理的”コンテンツの創出をめざすメタフィは、ライオンの肉球やカバのお腹といった“動物のさわり心地”を体験できる、触覚と視覚を連動した複合XRコンテンツ「新宿感触動物園 HapticZoo」を企画・プロデュース。モーションリブが開発協力した。
2023年2月23日〜24日にかけて新宿中央公園で実施したテストイベント記録ムービーをメタフィの公式YouTubeチャンネルにて公開した。
●動物のさわり心地や動きの感触を体感する触覚技術
「新宿感触動物園 HapticZoo」は、ライオンの肉球やカバのお腹といった、通常ではさわることが難しい動物のさわり心地や動きの感触を体感することができる“感触の動物園”。
力加減や物の表面の感触を正確に記録することができる「リアルハプティクス」という技術を活用して、動物園や動物プロダクションの協力のもと実際にライオン、カバ、ゾウ、ワニなどの感触を計測し、再現できるようにしており、これに加えてARやVRによる視覚情報も連動させることで「動物に疑似的にさわる体験」を実現した。
「新宿感触動物園 HapticZoo」は、東京都が「西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム」において支援する「5G等先端技術サービスプロジェクト」に、リアルハプティクスを実装するためのICチップ「AbcCore」を提供するモーションリブが応募主体となって採択され、テストイベントを開催し、イベントには56組、計165人が参加した。

参加者の感想としては、「感触がリアルだった」「新しい発見があった」「また体験したい」といったポジティブな意見が寄せられた。
●イベントで提供した動物の感触

●イベントレポート動画
実施日時2023年2月23日・24日実施場所新宿中央公園参加人数165人
●感触の再現装置

●イベント参加者へのアンケート結果



●東京都が支援する「5G等先端技術サービスプロジェクト」に採択
東京都では、2021年に「『未来の東京』戦略」を発表し、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送ることができる「スマート東京」の実現を目指している。
その先行実施エリアである西新宿では、5Gや先端技術を活用した街づくりや働き方などの分野横断的なサービスの都市実装に向けた取組を推進するため、2022年9月に「西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム」を設立。地元の企業、サービス提供事業者や大学発スタートアップが連携して産官学の多様な主体が一体となることで新たなサービスの実装を目指している。
このコンソーシアムの取組の一環として、5G等先端技術を活用し、西新宿エリアひいては都内各地の課題解決に資するサービスを都市実装するためのプロジェクト「5G等先端技術サービスプロジェクト」を支援しており、「新宿感触動物園 HapticZoo」はこれに採択された。

西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム WEBサイトhttps://www.5gconsortium.metro.tokyo.lg.jp/