この先1週間も、花粉の大量飛散が続きます。九州〜東北にかけて、連日「非常に多い」予想。広くスギ花粉のピークを迎えていますが、東京都内では予測最大値の5%と、まだまだ序盤です。今年はピークが例年より長く、長期間の対策が必要となりそうです。

東京 ピーク入るもまだ序盤

この先1週間も、九州〜東北にかけて、連日のように花粉が大量に飛散する予想です。福岡〜仙台まで、「非常に多い」と一番多いランクが続く見込みです。東京などでは「ヒノキ」花粉も飛散が始まっています。花粉症の方は、万全な対策が必要です。

「非常に多い」とは、50個以上/cm2ですが、東京都内では3月1日(水)に立川で1000個以上/cm2、2日(木)は青梅で3000個以上/cm2を観測(東京都アレルギー情報navi.より)。昨年(2022年)は、例年より飛散量が少なかったとはいえ、1000個以上/cm2の日はなく、ここ5年間で一日に1000個以上/cm2を超えたのは、2018年以来。青梅でスギ花粉の飛散が一日に3000個を超えたのは、2013年(3月8日、9日、10日)以来10年ぶりの事です。

例年以上に大量の飛散となっていますが、まだ東京千代田区などでは、今シーズンに飛ぶと予想される花粉(スギ・ヒノキ)の最大値の5%しか観測されていません(2月27日まで 多摩地域は3月2日まで)。ピークといえども、まだ序盤です。

今年は各地で例年よりピークが長いため、花粉症の方は長い期間、万全な対策が必要です。

各地 ピーク長い

スギ花粉飛散のピークは、福岡で3月上旬にかけて、高松や広島、大阪、名古屋では3月上旬から中旬の予想です。金沢、東京、仙台では3月上旬から下旬となるでしょう。今年は大量飛散が見込まれるところが多いため、ピークの時期も長くなる可能性があります。

スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉のピークが始まるところが多くなります。 福岡や広島では3月下旬から4月上旬、高松では3月下旬から4月中旬の見込みです。大阪と名古屋では、4月上旬から中旬、東京では4月上旬から下旬にかけてヒノキ花粉の飛散のピークを迎えるでしょう。金沢と仙台は、4月を中心にヒノキ花粉が飛散しますが、飛散量は他の地点と比べると少ないため、はっきりとしたピークはない見込みです。

帰宅後の花粉対策

花粉は、「吸わない・着けない・持ち込まない」事が大切です。

外出から帰ってきたら、うがいや洗顔をして花粉を落とすとよいでしょう。髪の毛にも花粉が付着するのでしっかりとシャンプーをするのも効果的です。

花粉飛散シーズンに窓を全開にして換気すると大量の花粉が室内に流入します。花粉のピーク時に1時間の換気をしたところ、3LDKのマンション一戸で、およそ1000万個もの花粉が屋内に流入したとの実験結果もあります。新型コロナウイルス感染予防のため、換気をする機会が多いかと思いますが、窓を開ける幅を10センチ程度にして、レースのカーテンをすることで、部屋の中に入ってくる花粉の数を、全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。

また、床やカーテンなどに花粉が多数付着している可能性がありますので、こまめに掃除をし、カーテンは定期的に洗濯をするとよいでしょう。