2013年12月20日、DRMフリーの音楽配信サービス「Xbox Music」が開始されました:今日は何の日?

DRMフリーのMP3ファイルを扱い、PCでの音楽購入を簡単にしてくれるサービスが「Xbox Music」。

このマイクロソフトの音楽配信サービスが日本で開始されたのが、2013年の今日です。

遅れていたとはいえ、2012年頃から日本でも著作権保護機能「DRM」のかかっていない音楽配信サービスが増えてきました。Xbox Musicもそのひとつで、Windows 8.1、もしくは、Windows RT 8.1に用意されている「ミュージック」アプリを開くだけで音楽を購入、再生できるという手軽さが武器です。

用意されている音楽は320kbpsのMP3で、高音質と扱いやすさを兼ね備えているもの。DRMフリーとなるので、別のPCや音楽プレーヤーなどでの再生も自由にできるというのがメリットでした。

日本の音楽会社はDRMを支持するところが多く、腰が重たかったのですが、Xbox Musicは開始時に大手9社が参加し、国内約2500万曲とかなりの曲数が用意されていました。

ただし、その後はあまり大きなテコ入れはなく、海外で提供されていたサブスクリプションサービスの「Xbox Music Pass」も提供されないまま。2015年に名称が「Groove」へと変更になるといった変化はありましたが、2017年末にサービス終了となりました。

12月20日のおもなできごと

1999年、日本初のADSLサービス「メタリック・コアラ」大分市で開始
2011年、「Winny」開発者金子勇氏の無罪が確定
2013年、ASUSが「FonePad Note 6」を発売
2013年、Nullsoftが発表した「Winamp」の公開終了日
2013年、キヤノンがミラーレス一眼レフカメラ「EOS M2」を発売
2013年、マイクロソフトが「Xbox Music」を日本で開始
2019年、ドン・キホーテが「チューナーレス液晶テレビ」(TM-3210-BK)を発売