西武・松本航 (C) Kyodo News

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◆ 開幕直前にアクシデント

 開幕ローテ入りが有力視されている西武の松本航投手が13日、メットライフドームで行われているロッテ戦に登板するも、4回途中に中村奨吾へ頭部死球を投じて危険球退場となった。

 1−0で迎えた4回表、松本は先頭の5番・マーティンに四球を与えると、続く6番・中村奨吾に対して、カウント1−2から投じた速球が中村の左側頭部に直撃。危険球を宣告されて退場となった。

 死球を受けた中村はヘルメットを打席後方に飛ばしながら倒れ込むも、自力で立ち上がって一塁ベンチへ。代走・福田光輝が送られて途中交代となった。

 この日の松本航は2回こそ三者凡退に抑えたが、3回は二死走者なしからヒットと四球でピンチを招き、3番・荻野貴の適時打で先制点を献上。4回はこの試合3つ目の四球で先頭打者の出塁を許し、立て直しを探るなか衝撃の一球で降板となってしまった。

 開幕直前の調整登板は3回0/3(69球)を投げて、2安打、4四死球、4奪三振で1失点。やや不安が残る内容で開幕を迎えることになりそうだ。