国が中小企業の「個人保証」を見直すワケ
具体的な対策としてガイドラインによる保証の取り扱いを明確化する。また、専門家が関与する形で、事業者と金融機関の間で経営者保証の解除に向けたスキームを検討する。
日商と全銀協は、ガイドラインを13年12月に公表した。中小企業が金融機関から借り入れをする際に、経営者の個人保証を取らないことを目指し、ガイドラインの運用を進めてきた。だが企業庁によると、旧経営者の保証を残し、新経営者(後継者)からも保証を取る二重徴求は2割弱、新経営者(後継者)が保証を提供するケースは二重徴求を含め6割弱に達する。
個人保証を外すには法人と個人の資産・経理の分離、金融機関への情報開示など事業者側の努力も必要との声がある。一方、ガイドラインに対する金融機関の現場対応にバラつきがあることも課題となっている。
