17日、フジテレビ「ジャンクSPORTS」では「卓球スペシャル」を放送。ゲストの一人で、2016年のリオデジャネイロ五輪銀メダリスト・吉村真晴は、父・弘義氏から受けた容赦ないスパルタ指導の様子を明かした。

幼少期に父から受けた指導を「THEスパルタですね」と言い切った吉村。その指導について「進まないんですよ、練習が前に。基本練習が始まると一球一球に細かく指導してくる。練習がそのまま3時間、基本練習だけで終わっちゃう」と切り出すと、「(怒られると)ボールも飛んできますし、ラケットも飛んできますし、網も飛んできますし、全部飛んできた」と苦笑い。

その他にも吉村は、練習後に帰宅する車中で助手席に座らされ、説教されたエピソードを披露。3兄弟の吉村は「『今日は誰々が助手席』って言われる。それが3人とも恐怖で。助手席に座る=信号待ちの時にどわーっと言われる」と話すと、車から降ろされ家まで走らされたこともあったという。

そんな父から逃げるべく中学生になった吉村は仙台の中学へ。それでも父の厳しい指導の反動でサボり癖がついてしまった吉村は、練習量も減り全国ベスト8止まりに。だが、中3になり山口への転勤が決まった恩師の誘いで一緒に山口に移ると、再び卓球に対する想いに火がついたという。