町工場のオリンピック開催へ、若手の技能魅せる
競技では板厚9ミリメートルの鋼板を溶接する。評価方法は外観検査のほか、目視で分からない欠陥の有無を確認する浸透探傷検査を採用。当日は見学不可だが、市などが主催する11月の市民イベントで表彰式や動画による競技の実施報告を行う。同市職員も定員枠外で競技に参加し、一般人と技能者の腕前の違いを比較しやすくする。
市は2017年度から中小製造業が持つ優れた技術を市内の他の町工場で共有するための勉強会「あやせ工匠塾」を開いている。社外にも技能を伝承することで市内企業の技術力の底上げを図る取り組み。大場工業所のベテラン技能者が溶接技術を塾生に教えてきた。
市は、あやせ技能五輪を工匠塾に参加してきた技能者が訓練の成果を披露する場としても位置づける。同五輪の審査は同社のベテラン技術者や中小企業診断士などが担当する。
