イチロー【写真:Getty Images】

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試合前にボンズ氏との抱擁シーンをジャイアンツが公開

 米大リーグ・マリナーズイチロー外野手が4日(日本時間5日)に行われた敵地ジャイアンツ戦で、かつての“恩師”と再会。2人合わせて6017安打を放ったレジェンド同士が抱擁を交わす瞬間をジャイアンツ公式ツイッターが動画で紹介し、米ファンに「レジェンズ」「偉大すぎる」「2人の偉人が抱擁!!」と興奮が広がっている。

 ジャイアンツ公式ツイッターが公開したのは、1本の動画だった。

 試合前の打撃練習中の一幕。練習用のウェアをまとったイチローが打撃ゲージの裏に走り、一人の男性と抱擁を交わした。相手はジャイアンツOBのバリー・ボンズ氏だ。ポロシャツ姿のボンズ氏も満面の笑みでイチローを抱き寄せ、そして、しばし談笑を交わした。グラウンド上で繰り広げられたなんとも豪華なシーンだ。

 投稿には「6017安打がこのハグに」と一言添えられている。イチローは試合前までメジャー通算3082安打、ボンズ氏は通算2935安打を放っている。イチローにとってマーリンズ時代の16年に打撃コーチを務めていたボンズ氏は師弟関係にあたる。今季からマリナーズに移籍したが、旧交を温めていたのだろう。

「6017安打の抱擁」を目の当たりにしたファンも「レジェンズ」「偉大すぎる」「互いに尊敬」「2人の偉人が抱擁!!」と返信欄では続々と歓喜と興奮の声が上がっていた。イチローはこの日、3打数無安打に終わったが、44歳にして元気な姿を見せていることはボンズ氏にとってもうれしい出来事だっただろう。(THE ANSWER編集部)