「独特なものがあります。監督も細かいところまで見ていますし、練習から一秒たりとも気を抜けない。質の高い練習ができています」
 
――戦術面の理解は?
 
「戦術理解っていうほどまだ練習をこなしてないんですけど、ミーティングで監督が言っていることを常に意識してやろうとしています」
 
――練習での新たな発見、気付かされた部分はありますか?
 
「みんなハイクオリティなので、一瞬も気が抜けない。ただ、日本を背負っているわけですから、それが当たり前かなと思います」
 
六反勇治(仙台/GK)
 
――次の試合ではチャンスが欲しいのではないでしょうか?
 
「そうですね。今の段階では(スタメンが)決まってないと思うので、練習でアピールしていきたいし、(アピールを)やらなきゃいけない立場なので、しっかり練習していきます」
 
――昨日の試合を振り返ってください。
 
「結構(一緒にプレーを)やったことのないメンバーもいました。それでもチームとしてまとまってはいるので、勝ってもっと良くなるようにしたいと思います」
 
倉田 秋(G大阪/MF)
 
――この先の戦い方について、どう考えていますか?
 
「チームとして全員でひとつになって戦っているイメージがある。昨日の11人だけでは絶対に3試合持たないし、戦えないと思う。出られなかったメンバー、途中から出たメンバーは『自分が出たらやってやる』と全員が思っているはずだし、チャンスがある時に一人ひとりがそれを掴めば良い」
 
柴崎 岳(鹿島/MF)
 
――昨日の試合を振り返ると?
 
「自分たちのコンディション的な側面もありましたけど、それでも結果を出さなければいけなかった。もっともっと意思統一できたと思うので、そこは話をしなければ。チームとしての方向性を定めなければいけません」
 
――ボールを持った時に、縦に行くのか時間を作るのかを判断できる人がいれば良かったかなという印象があります。
 
「裏のスペースには相手がいたと思いますし、得点のチャンスも何回もあったので、攻め方が間違っているとは思いません。ただ、そこの精度を詰めなければならないし、もちろんそれ(速い攻撃)だけではいけません。しっかりとゲームメイクしなければならなかったですね。試合を通して自分たちの時間は少なかったと思います」
 
――それを増やしていくために必要なことは?
 
「出ている選手によってですけど、特長を活かした攻め方をしたい。時間帯によってのゲームメイクもそうですし、監督の目指す縦に速いサッカーも効果的なのは間違いない。そこの質と精度をチーム全体で上げることと、この暑さでコンディションもまばらな状態なので、チーム全体としてどういう守り方をするのかを全員が意識する必要があります」