ネズミのせいではない!? 干支に「猫」がいない本当の理由って?

写真拡大

十二支は古代中国、殷の時代(BC1500〜1100年ごろ)に成立し、当初は動物と関係ありませんでした。現在の動物のイメージが定着したのは後漢(BC100年)ごろ。覚えやすいように、十二支が持つ「時間、方位、季節」などの意味や、イメージに合う動物を当てはめたといわれています。つまり猫があぶれたのはたまたまなのだとか。「干支の順番を決めるという神さまのお触れが出た際、日時を聞き洩らした猫にネズミが嘘を教えたため」というお話は後代の創作といわれています。

(山下まちか/OFFICE-SANGA)

※画像と本文は関係ありません。