流行は終わったけど・・・やっぱり使える「バナナダイエット」

写真拡大



バナナは、低カロリーなのに栄養素豊富なダイエット食です朝食をバナナに置き換えてみましょう。摂取カロリーが減り、痩せてゆきます。

■なぜバナナダイエットが流行ったのか?

一時期、バナナダイエットが流行りましたね。いわゆる単品ダイエットの代表例ですが、全く根拠がない訳ではありません。要はそれだけで痩せようとするから効果が無く、栄養が偏って体調をくずすのです。

バナナには私たちが活動するためのエネルギー源と、多くの栄養素が含まれています。バナナの中の糖質は、ブドウ糖・果糖・ショ糖・でんぷんなど多様なため、 エネルギーが長時間続き、空腹感を感じにくいのです。

バナナに含まれる栄養素

またバナナには、ビタミンB1やB2、ナイアシンなどのビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は補酵素として代謝に関与するビタミンで、糖質やたんぱく質が体内で代謝され、エネルギーになるときに重要な役割を果たします。流行遅れのダイエット法ではありますが、バナナダイエットに有効なことには変わりありませんから、上手に利用したいですね。

ダイエットスムージー

私がいつも飲んでいるダイエットスムージーをご紹介します。スムージーに決まりはないので、季節の野菜と果物を自分の好みでブレンドしてくださいね。ここに書かれているのは一つの例です。

<特製バナナジュース>

バナナ一本 ・低脂肪乳(50〜100cc)・豆乳(50〜100cc)・きな粉 (小1)・すりごま (各小1)・ココアパウダーまたは緑茶の粉末 (適量) これらを全てミキサーに入れて混ぜれば出来上がりです。このレシピは、以下の栄養素を摂る為に作成されています。

1 牛乳 カルシウム2 豆乳・きなこ イソフラボン3 すりごま セサミン4 ココア ココアポリフェノール5 緑茶  カテキン食物には必ず何らかの有用な栄養素が含まれています。ですから、あまり硬く考えず、気楽にブレンドしてくださいね。

実際飲んでみると分かりますが、これ一杯でかなり満腹感が得られます。さらに腹持ちも良いので空腹感で苦しむこともありません。

■スムージー作りが面倒な方へ

しかし、作るのが面倒な方もいますね。そういう場合は普通に生で食べて下さい。毎日食べていると飽きてきますから、他のフルーツでも構いません。栄養学の世界では、「朝のフルーツは金」と言うそうです。

■シンプルダイエット

ダイエットの基本は運動で消費カロリーを増やし、食事で摂取カロリーを減らすことです。これは変わりません。でもそれだけでは辛いですよね。そこで色んなノウハウやコツを織り交ぜ、サプリメント・健康食品を使って苦痛を少なくするようにプログラムを作っていきます。

■最後に

脳の栄養素は糖質だけ、という説をご存知でしょうか?最近は別の新しい理論が発表され、糖質を摂らなくても良いという説もあります。ですから必ずしも朝食を摂る必要は無いのかもしれません。どの説をとるかは専門家の間でも賛否が分かれるところなので、最後は、「自分がどうしたいか?」が判断基準になります。私はバナナスムージーが大好きですし、空腹感に苦しむこともないので朝食を摂る選択をします。皆さんはどうでしょうか?私はできるだけ負担のない継続可能なダイエット法をお勧めしています。何事も継続しなければ効果が無いのです。

(林田玲子/ハウコレ)